「トイレのしつけ」 で悩んでるって話をよく聞きます。
こうすれば絶対おぼえる!なんてノウハウを知ってるわけじゃないので ちょっと違う目で見てみたら・・・というお話。
トイレシーツを寝床だと思ってるやつ。
上手にウンチができたのに、踏み荒らすやつ。
ぜーったい家の中でするもんか!という頑固なやつ。
お外を散歩中になんかしてたまるか!というあまのじゃくなやつ。
ウンチやオシッコのついたシーツをビリビリにして食うやつ。
・・・・・・
笑いが止まりませんな。
まあまあ、普通の感覚からしたら悲惨な状況が目に浮かびます。
でもね、生き物と暮らす・・・家族に生きているものが増えるってことは、汚い部分も増えるってことだと思うのです。人間の子供だって、着飾って表へ連れ出して遊ぶだけじゃすまないでしょう?
我が家の人間の子供は、生まれたときから便秘気味だったの。
新生児のときから3日に一度出ればいい方。
幼児期は2週間出ないときもざらにあった。
おなかに溜めすぎたウンチは、普通に毎日出るのと匂いが違うのね。
彼女が少し大きくなって、自力で頑張れるようになったとき、
健康なウンチの匂いがいい匂いだと思った。
この匂いが愛しく思えた。
確かに言葉の通じない生き物には、思い通りにならなくて腹の立つことも 多々あるんだけれど、そんな部分も含めて丸ごと受け止めてあげたい。
トイレで悩む頃は、犬の心が成長するとても大事な時期だしね。
悲惨な状況だって、ちょっと一呼吸おいて眺めてみれば、結構笑えるものです。
「犬たちは私にいろいろなことを教えてくれる。何年一緒にいても 常に新しい発見がある。そんな犬たちのウンチを拾わせてもらえるなんて 幸せ。」 とまで言った人がいた。
さすがにそんな心境にはなれないけれど、たかがウンチ、洗えばいいさ、と 嘯いてる毎日である。
うちの子たちは2頭とも,生後2ヶ月くらいから、平日はずーーーっと10時間もの お留守番。毎日の帰宅はスリルとサスペンスに満ちています。
...ずりっ... 「わっ!!ゲリ踏んだぁっ!!!!!」