Friday, January 25, 2002

生き物と暮らす

「トイレのしつけ」 で悩んでるって話をよく聞きます。

こうすれば絶対おぼえる!なんてノウハウを知ってるわけじゃないので ちょっと違う目で見てみたら・・・というお話。

 トイレシーツを寝床だと思ってるやつ。
 上手にウンチができたのに、踏み荒らすやつ。
 ぜーったい家の中でするもんか!という頑固なやつ。
 お外を散歩中になんかしてたまるか!というあまのじゃくなやつ。
 ウンチやオシッコのついたシーツをビリビリにして食うやつ。
 ・・・・・・

笑いが止まりませんな。
まあまあ、普通の感覚からしたら悲惨な状況が目に浮かびます。

でもね、生き物と暮らす・・・家族に生きているものが増えるってことは、汚い部分も増えるってことだと思うのです。人間の子供だって、着飾って表へ連れ出して遊ぶだけじゃすまないでしょう?

  我が家の人間の子供は、生まれたときから便秘気味だったの。
  新生児のときから3日に一度出ればいい方。
  幼児期は2週間出ないときもざらにあった。
  おなかに溜めすぎたウンチは、普通に毎日出るのと匂いが違うのね。

  彼女が少し大きくなって、自力で頑張れるようになったとき、
  健康なウンチの匂いがいい匂いだと思った。
  この匂いが愛しく思えた。

確かに言葉の通じない生き物には、思い通りにならなくて腹の立つことも 多々あるんだけれど、そんな部分も含めて丸ごと受け止めてあげたい。
トイレで悩む頃は、犬の心が成長するとても大事な時期だしね。
悲惨な状況だって、ちょっと一呼吸おいて眺めてみれば、結構笑えるものです。

「犬たちは私にいろいろなことを教えてくれる。何年一緒にいても 常に新しい発見がある。そんな犬たちのウンチを拾わせてもらえるなんて 幸せ。」 とまで言った人がいた。

さすがにそんな心境にはなれないけれど、たかがウンチ、洗えばいいさ、と 嘯いてる毎日である。

うちの子たちは2頭とも,生後2ヶ月くらいから、平日はずーーーっと10時間もの お留守番。毎日の帰宅はスリルとサスペンスに満ちています。

...ずりっ... 「わっ!!ゲリ踏んだぁっ!!!!!」